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レースドールの制作方法
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① 鋳込み … 土台を作る
石膏型を利用した磁器鋳込み技法でおおもとの土台や顔・手・足などを成型。
(この作業の詳しいステップを知りたい方は写真を
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② 成形 … ドレスを着せ、飾りつける
①を土台に布レース等に磁器泥漿(ドロ)をしみ込ませたものを用いて衣装などを成形。
さらに磁器土(粘土)を用いて手捻りした花などの飾りを施す。
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③ 素焼き(窯入れ) … 焼き締め
12時間かけて1230℃超温度で窯入れ焼成する。
この後、成形時の80%位の大きさに収縮。
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④ 釉薬がけ(窯入れ)… 本焼成
透明釉を施釉し、1000℃で焼成。磁器としての光沢と強度が生まれる。
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⑤ 絵付け(窯入れ) … 顔を描き、彩色
上絵付けの技法でもって顔描きや彩色。750〜700℃で数回焼成と作業を繰り返す。
初回の1200℃超焼成によりレースを含むあらゆる有機物は燃焼し
成形で使用した布やレースは焼失(煙、すすとなる)
しみ込ませた磁器土は布レースの風合いのままの磁器になる
という技法を利用した作品です。